情緒をテクノロジーで表現する~山紫水明∽事事無碍∽計算機自然~

表参道のGYRE、落合陽一さんの作品を集めた展覧会

以前紀尾井町の展覧会でも見た、Levitrope(レヴィトロープ)が大好きで。この作品を見ていると、境界線とか力の拮抗とかバランスとか、ずっと頭の中をぐるぐるする。

宙に浮き、ゆるゆる回るボール。その姿には周囲の景色を映し、さも自分がその景色を放っているかのようなそぶり。

さまざまな作品が展示されているのだけれど、そこにはものすごく高度なテクノロジーと、それを支える絶妙な按配とバランスがある。

ゆらぐ、ゆらぐ時間と空間の一瞬をすくい上げて、目の前の観客に差し出す作品たち。

触れていないけれど、そこにはとても繊細すぎるほどの感触が想起される。

不思議な体感。

表現の果てしない可能性。果てしなく、果てしなく、果ては見えない。